9月に行われた地域住民とJFE社員の面談報告

9月初旬に、JFEスチール株式会社の総務部、環境防災部の社員と面談をした住民の方(寒川町)から情報をいただきました。

※7月にJFEスチール株式会社に対して、要望書(PDF)と自宅で採取した粉じんを提出している。

【面談の内容】

(1)要望書に対するJFEからの回答

  • 要望書とともに提出していた粉塵サンプルの分析結果について、文書を受領した。(JFEから排出された粉塵が多く含まれていたとのコメントあり)
  • 要望書に対して文書回答はできないとのこと。
  • 要望事項については、いずれも対応できないとのこと。

(2)地域住民からの発言

  • 要望の形をとってはいるが、内容はJFE社に対する提言と受け止めてほしい。
  • 粉塵低減対策を進めることの重要性は認めるが、それは被害救済をしないことの理由にはならない。粉塵低減対策と被害救済対策は、車の両輪として並行して進められるべきである。
  • JFE社が被害救済について何ら手を打たないばかりか、ホームページでの説明や苦情・要望に対する文書回答を拒否していては、被害住民の怒りを増幅させるばかりであろう。
  • 要望の何点かは、被害住民の声を聞くこと、情報をオープンにすることにより、この怒りを少しは抑えることができるのではないかとの観点から記載したものである。
  • 出前清掃や洗車の要望は、被害救済対策の思い付きを記載したものだが、できない理由を考えるのではなく、立派な委員会があるのだから、何ができるのか、どうすればできるのかを考えるべきである。
  • 例えば、被害を申し出た者に安い雑巾や洗剤を配布するだけでもよいではないか。洗車場の運用・管理が難しいというなら、一般洗車場の割引券を配布する方法もある。大金を掛けなくても一定の予算枠を公表し、その範囲でできることを地道にやっていくことを表明すれば、被害住民の怒りも少しは和らぐのではないか。アイデアは社内外から募集すればいくらでも出てくるはずだ。

その他について

  • 自宅の壁及び網戸の汚れの状況を実際に見てもらい、写真も撮ってもらった。
  • 社内報告用の面談記録をメールでもらうこととした。

情報をありがとうございました。
また、随時紹介させていただきます。